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愛媛県松山市の「いきチャレ」事業:高齢者の健康増進と医療費抑制に貢献!ICT活用で社会参加も促進

2025-08-05
愛媛県松山市の「いきチャレ」事業:高齢者の健康増進と医療費抑制に貢献!ICT活用で社会参加も促進
朝日新聞デジタル

愛媛県松山市「いきチャレ」事業:高齢者の健康増進と医療費抑制に貢献!

株式会社ベスプラは、愛媛県松山市と共同で推進する高齢者向け健康ポイント事業「高齢者いきいきチャレンジ事業(愛称:いきチャレ)」の成果を発表しました。導入開始から約1年9ヶ月で、65歳以上の対象者人口約14万5,000人中、約1.0%にあたる1,408人が参加。参加者の累計歩数は20億3,608万1,824歩に達し、医療費換算で約1億2,420万円の抑制効果が見込まれています。

ICTを活用した先進的な取り組み

「いきチャレ」事業は、ICTを活用した「脳にいいアプリ×健康ポイントサービス」を核としています。高齢者がスマートフォンアプリを通じて歩数などの健康データを記録し、目標達成に応じてポイントを獲得。獲得したポイントは、地域の商店や公共施設で利用できるクーポンと交換できます。

健康意識の向上と社会参加の促進

この事業の大きな特徴は、単に健康増進を目指すだけでなく、高齢者の社会参加を促進している点です。ポイントを通じて地域経済との繋がりを強化し、外出を促すことで、孤立感の解消や地域との交流の活性化にも貢献しています。

デジタルデバイド解消と行政DXの推進

また、スマホ相談窓口を設置することで、デジタルデバイド(情報格差)の解消にも取り組んでいます。高齢者向けの丁寧なサポートを通じて、スマートフォンの操作方法やアプリの利用方法を指導し、デジタル技術の恩恵をより多くの高齢者に届けることを目指しています。 さらに、この事業は行政業務の効率化にも貢献しています。健康データの収集・分析を通じて、地域全体の健康状態を把握し、より効果的な健康増進施策の立案に役立てることができます。

「健康づくり×行政DX」の先進モデルとして注目

愛媛県松山市の「いきチャレ」事業は、「健康づくり×行政DX」の先進モデルとして、全国的に注目を集めています。高齢化が進む日本において、ICTを活用した健康増進施策は、医療費抑制だけでなく、高齢者の健康寿命の延伸や社会全体の活性化にも貢献する可能性を秘めています。 今後も、この事業の成果を検証し、更なる改善を図りながら、高齢者が安心して健康で豊かな生活を送れる社会の実現を目指していきます。

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