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アニヴェルセル、結婚式場を超えた未来へ!MICE需要を射止め、新たな収益源を確立する戦略とは?

2025-04-21
アニヴェルセル、結婚式場を超えた未来へ!MICE需要を射止め、新たな収益源を確立する戦略とは?
日本経済新聞

アオキホールディングス傘下のアニヴェルセルが、結婚式事業に加えて非婚礼事業を積極的に強化しています。少子化やライフスタイルの変化による婚姻数減少という課題に対し、新たな収益源の確保と事業の多角化を目指す同社の戦略とは?みなとみらい、表参道の結婚式場改修、MICE需要の取り込みなど、詳細を松田健一社長に伺いました。

みなとみらい横浜店の改修と、その背景

2023年に表参道店に続き、2024年9月にみなとみらい横浜店の改修を完了しました。「みなとみらい横浜店は開業15周年を迎え、これまで培ってきたノウハウを活かし、より一層お客様に感動と満足をお届けできる空間へと生まれ変わりました。特に、MICE(Meetings, Incentives, Conferences, and Exhibitions)需要を取り込むための設備拡充に力を入れました。」と松田社長は語ります。

改修されたみなとみらい横浜店では、最大400名まで収容可能な最新鋭の会議設備を備えた宴会場や、多様なニーズに対応できる柔軟性の高い空間設計を実現しています。また、ウェディングだけでなく、企業様の会議、セミナー、展示会など、幅広い用途に対応できる多目的な空間として活用できる点が魅力です。

MICE需要を狙う戦略と、今後の展望

少子化が進む日本では、結婚式場の需要が減少傾向にあります。アニヴェルセルは、この課題に対し、結婚式事業に依存しない新たな収益源の確保が急務となっています。MICE事業はその有力な選択肢の一つです。

MICE市場は、国内経済を活性化させる重要な役割を担っており、今後も成長が見込まれます。アニヴェルセルは、既存の結婚式場を有効活用し、MICE需要を取り込むことで、安定的な収益基盤を構築していきます。」と松田社長は説明します。

具体的には、企業のマーケティング担当者やイベント企画担当者との連携を強化し、アニヴェルセルの施設を最適なイベント会場として提案していきます。また、最新のIT技術を活用し、オンラインでの情報発信や予約受付を強化することで、より多くの顧客を獲得していく計画です。

ライフスタイルの変化に対応した新たな提案

結婚式のスタイルも多様化しており、従来のフォーマルな結婚式だけでなく、カジュアルな結婚式や、少人数制の結婚式など、様々なニーズが出てきています。アニヴェルセルは、これらの変化に対応するため、多様なプランを提供しています。

例えば、レストランウェディングや、ガーデンウェディングなど、お客様の個々の好みに合わせた空間を提供することで、よりパーソナルな結婚式を実現しています。また、オンラインでの相談会や、バーチャルツアーなど、お客様が自宅にいながらでも結婚式の準備ができるサービスも提供しています。

まとめ

アニヴェルセルは、少子化やライフスタイルの変化といった課題に対し、非婚礼事業の強化、特にMICE需要の取り込みを積極的に進めています。既存の結婚式場を有効活用し、多様なニーズに対応した新たな提案を行うことで、持続的な成長を目指しています。今後のアニヴェルセルの活躍に期待したいですね。

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