全国スポーツ流鏑馬八戸大会：迫力満点の騎射に熱狂！南部藩の歴史と馬文化に触れる

Web東奥

全国スポーツ流鏑馬八戸大会、今年も熱狂的な騎射を披露！

11月11日、青森県八戸市の櫛引八幡宮にて、「全国スポーツ流鏑馬（やぶさめ）八戸大会」が開催されました。国内外から男女約40名の参加者が集結し、人馬一体となった勇壮な騎射を披露し、会場を熱狂の渦に巻き込みました。

流鏑馬とは？

流鏑馬は、馬に乗って走りながら、的に矢を射る武道の競技です。その起源は、平安時代に遡ると言われており、古来より武士の鍛錬法として行われてきました。全国スポーツ流鏑馬は、その流鏑馬の技術を競い合う競技として、近年注目を集めています。

八戸大会の魅力

八戸大会は、2016年から開催されており、今年で10回目を迎えます。この大会の特筆すべき点は、八戸の馬文化と歴史に深く根ざしていることです。南部藩の歴史ロマンに触れることができるだけでなく、乗馬人口の拡大にも貢献することを目的としています。

記念御前試合とは？

今年の大会は、記念御前試合として開催されました。櫛引八幡宮と縁の深い盛岡の騎馬団体も参加し、普段とは異なる特別な雰囲気の中で、より一層高度な技術と迫力満点の騎射を披露しました。観客は、その華麗な技に息を呑み、感動に包まれました。

馬と歴史が織りなす文化

八戸は、古くから馬の飼育が盛んであり、南部藩の騎馬文化を育んできました。この大会は、そうした歴史と馬文化を次世代に継承していくための重要な役割を担っています。参加者たちは、それぞれの技術を競い合うだけでなく、互いに交流を深め、馬文化の発展に貢献することを誓いました。

今後の展望

全国スポーツ流鏑馬八戸大会は、今後も八戸の魅力を発信し、乗馬人口の拡大に貢献していくことが期待されます。より多くの人々が流鏑馬の魅力に触れ、馬文化の重要性を認識することで、八戸の地域活性化にもつながっていくでしょう。